Pro Tools Version 10 発表!
今年のAES NYコンベンションにて、遂にPro Tools 10がベールを脱ぎました。


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Pro
Tools + non-HD H/W |
Pro
Tools + HD Native H/W |
Pro
Tools HD + non-HD H/W |
Pro
Tools HD + HD Native H/W |
Pro
Tools HD + HD H/W |
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最大ボイストラック |
96 mono or stereo |
96 mono or stereo |
256 |
256 |
192 |
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最大発音トラック(@48KHz) |
128 |
128 |
768 |
768 |
768 |
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最大AUXトラック |
128 |
128 |
512 |
512 |
512 |
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VCAマスタートラック |
N/A |
N/A |
128 |
128 |
128 |
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インスツルメントトラック |
64 |
64 |
128 |
128 |
128 |
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マスタートラック |
64 |
64 |
64 |
64 |
64 |
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MIDIトラック |
512 |
512 |
512 |
512 |
512 |
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最大I/O |
32 |
64 |
32 |
64 |
160 |
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最大サンプル周波数 |
192KHz |
192KHz |
192KHz |
192KHz |
192KHz |
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最大遅延補正 |
16,383 sample |
16,383 sample |
16,383 sample |
16,383 sample |
4,095 sample |


これも今回のPro Tools 10での大きな進歩の一つと言えるでしょう。
従来Pro Toolsのファイル形式と言えば、ステレオ・トラック、マルチトラック含めて全てのAudio Folder内で管理されるファイルはWav/AIFFなどのMonoファイルで構成されていました。
これが、一部の他社のDAWとの互換、マスタリング・スイーツとの互換性という面で多少の妨げとなっていましたが、Pro Tools 10では大きく解消されたこととなります。
32ビット浮動小数点ファイルフォーマット
新規セッション・ウィンドウおよびセッションセットアップ・ウィンドウのBit Depthを見ると16/24bitに加えて32 Bit Floatが追加されています。
インターリーブド・ファイルフォーマット
同じく新規セッション・ウィンドウおよびセッションセットアップ・ウィンドウを見るとInterleavedというチェックボックスがあり、これによって従来Monoファイルで全て管理されていたPro Toolsのオーディオ・ファイルをステレオやマルチチャンネル・ファイルをそのまま扱うことが出来る様になるものです。これによって多くの他の機器とのやりとりが便利になることでしょう。RF64ファイルフォーマット
RF64ファイルフォーマットとは、4Gb以上のサイズのサラウンド・ファイルを扱うことが出来るBWF互換のマルチチャンネル・ファイルフォーマットです。この対応によって長時間の放送素材などへの対応が可能となるでしょう。このファイルはDigibaseブラウザ内でMBWFと表示されます。WAVE Extensiveファイルフォーマット
WAVE Extensiveファイルフォーマットとは、主にサラウンドなどのマルチチャンネルユースのために、例えばサラウンドのためのスピーカーポジションなどの付随データを格納したファイルフォーマットです。粉ファイルはDigibaseブラウザ内でWAV(BWF EXT)と表示されます。複数のファイルフォーマットの共存
従来一つのセッションファイル内では一つのファイルフォーマットしか扱えなかったものが、Pro Tools 10では、WavとAIFFファイルなどの共存が出来る様になります。
Pro Tools 10では、従来のPro Toolsユーザーには慣れ親しんできた各種の名称が大幅に変更になっています。
これは明らかにOne Avid戦略としてMedia Composer等との名称の統一を図ったもので、Pro Toolsのみに慣れていた人にとってはちょっとした頭の切り替えが必要です。
主には下記のように名称が変更になっています。
| • | Region(リージョン) | > | Clip(クリップ) | ![]() |
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| • | Start Point(スタート) | > | In Point(インポイント) | ||
| • | End Point(エンド) | > | Out Point(アウトポイント) | ||
| • | Process(プロセス) | > | Render(レンダリング) | ||
| • | TDM | > | DSP | ||
| • | RTAS | > | Native | ||

Pro Tools 10では、Pro Toolsアプリケーション上から様々なWebへのアクセスサービスが追加されており、よりオープンなアプリケーションとして利用できるようになってきています。
マーケットプレイス

Help機能の充実
上記と同様に、Helpがオンラインヘルプ機能となりアクセスすることが出来ます。また、コアなユーザーは従来からご存じのナレッジベースにアクセスして確認やフォーラムへの症例や質問の書き込みなどが出来る様になっています。最近フォーラムも日本語フォーラムが出来たようですので、日本の方々も利用する人が増えてくるでしょうね。
Add to iTunes Library
バウンスメニューの中にAdd to iTunes Libraryというチェックボックスが追加され、iTunesへの書き出しが簡単に出来る様になっています。Share with SoundCloud
上記と同様、バウンスメニューの中にShare with SoundCloudというチェックボックスが追加され、すぐに作成した楽音をSoundCloud上でシェアリングすることが出来る様になっています。もちろんその場でアカウントも作成可能。
ポスプロ作業に大変大きなメリットとなりそうなのがこのリアルタイム・フェードとクリップゲイン編集機能でしょう。これは、クリップ(元のリージョン)単位でオートメーションとは別にゲインを可変出来る機能で、フェアライトなどで編集を慣れていた人にはなじみやすい機能となるでしょう。
トラック上の各クリップには、左下に基本のクリップゲインとそれをコントロールするフェーダーマークが追加されています。このフェーダーマークをクリックしてドラッグするとクリップ単位でのゲインを簡単に編集することが出来ます。




残念ながら、複数のAudioSuiteプラグインのプロセス(レンダリング)を一度に行う事は出来ませんでしたが、従来だと例えばEQかけてからReverb Reductionを行う場合など、直前にプロセスしたEQのパラメータを覚えておかないと何度もやり直すことになたしまいましたが、とりあえずそのままの状態で開いておけるので、ちょっと変更してやり直すと言うことが出来る様になりました。
従来Pro Toolsのセッションは最大時間セッションスタートタイムから約6時間半(48KHz)がリミットとなっていましたが、Pro Tools 10ではフルに24時間の時間軸を利用できるようになりました。ライブ収録などでうっかり0Hショウで実時間から収録始めてしまって途中で止まっちゃった、なんてこともなくなるでしょう。
Pro Tools 9から本格稼働したと言えるPro Tools同士の同期システムSatellite Linkが拡張され、12台までのマシンを同期走行させることが出来る様になりました。もちろんPro Tools HDのマシンがアドミニストレーターとなるのでマストです。
この機能はPro Tools HDをシェストレージサーバーからリアルタイム・プレイバックすることを可能にする機能で、ISIS 5000やAvid Media Network等からダイレクトアタッチでの作業を可能にします。もともとサーバーに置いてある膨大なオーディオファイルを同時にアクセスするDAWは、サーバーのパフォーマンスを著しく低下させるためダイレクトアタッチでの使用は不可能とされていました。Pro Tools 10では、コンピュータに搭載されているRAMをキャッシュとしてオーディオデータをプリリードしておくことでシェアストレージサーバーでの運用を可能にした画期的な機能です。
System Usage(システム仕様状況)を見るとDisk Cache、Timeline Cachedという項目が追加されています。また、プレイバックエンジンにも、Disk PlaybackのCache Sizeでキャッシュに使用するRAMのサイズを設定することが出来る様になっています。
Pro Tools 10では、Avid InterPlayシステムに対してInterPlayシステム内のプレイバックソフトウェアとして登録することが出来る様になり、Pro Toolsを用いたLive Playbackのシステム化を可能になります。
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Pro Tools HD 10 |
Pro Tools 10 |
Pro Tools MP 9 |
Pro Tools SE |
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対象 |
要求の厳しい音楽とポストプロダクションのために、最大トラック数、最高のパフォーマンスとスケーラビリティ、およびサラウンド・サウンドを必要とするプロ |
ツール一式と高度なワークフローを使って、音楽およびサウンドトラックを作曲、レコーディング、編集、ミキシングを行うプロ |
プロ志望、もしくは限られた予算で音楽を制作したいが、Pro Toolsの高度な機能のすべては必要としない方 |
初心者、またはチュートリアル付きの音楽制作、レコーディング、編集、およびミキシングのための、シンプルなソリューションをお探しの方 |
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販売 |
Pro Tools|HDXおよびPro Tools|HD Nativeシステムとのバンドルとしてのみ提供されます。ハードウェアの有無にかかわらずお使いいただけます。 |
単独、またはPro Toolsハードウェア/ソフトウェア・バンドルの一部として購入できます。ハードウェアの有無にかかわらずお使いいただけます。 |
単独、またはPro Toolsハードウェア/ソフトウェア・バンドルの一部として購入できます。M-Audioインターフェースが必要となります。 |
多くのM-Audioインターフェースとバンドルになっており、M-Audioインターフェースが必要となります。 |
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対応するトラック数 |
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最大同時オーディオ・トラック数(48/96/192kHz時) |
256/128/64 (最大768/384/192)** |
96/48/24 (モノ/ステレオ) |
64/48/ - |
16/ - / - |
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オーディオ・レコーディング(最大同時トラック数) |
256 |
32 |
18 |
2 |
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インストゥルメント |
128 |
64 |
32 |
8(MIDI/インストゥルメント・トラックの組み合わせ) |
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MIDI |
512 |
512 |
256 |
上記参照 |
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AUX |
512 |
160 |
128 |
5リバーブ・センド |
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バス |
256 |
256 |
256 |
n/a |
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ビデオ |
64 |
1 |
1 |
1 |
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一般 |
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対応する最大サンプルレート(ハードウェア依存) |
32ビット、192kHz |
32ビット、192kHz |
24ビット、96kHz |
24ビット、48kHz |
|
最大I/O(ハードウェア依存) |
256 |
32 |
18 |
2 |
|
ASIO、Core
Audio、およびEUCON対応(サードパーティ製インターフェースおよびコントロール・サーフェス統合用) |
はい |
はい |
いいえ |
いいえ |
|
対応するプラグイン・フォーマット(バーチャル・インストゥルメント、エフェクト、およびサウンド・プロセッサー) |
AAX DSP(Pro
Tools|HDXのみ)、AAX Native、TDM(Pro Tools|HDのみ)RTAS、AudioSuite |
AAX Native、RTAS、AudioSuite |
RTAS、AudioSuite |
バンドル・プラグインおよびReWireのみと動作します。サードパーティ製には対応していません。 |
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バンドル・ソフトウェア |
75種類以上のバーチャル・インストゥルメント(多数のサウンド)、エフェクト、サウンド・プロセッシング、およびユーティリティ・プラグイン。8GBサウンド・ライブラリ |
75種類以上のバーチャル・インストゥルメント(多数のサウンド)、エフェクト、サウンド・プロセッシング、およびユーティリティ・プラグイン。8GBサウンド・ライブラリ |
70種類以上のバーチャル・インストゥルメント(多数のサウンド)、エフェクト、サウンド・プロセッシング、およびユーティリティ・プラグイン。8GBサウンド・ライブラリ |
100種類以上のバーチャル・インストゥルメント・サウンドおよび20種類のエフェクト・プラグイン。3GBサウンド・ライブラリ |
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特長 |
||||
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作曲、レコーディング、シーケンス、編集、およびミキシング・ツール |
✓ |
✓ |
✓ |
✓ |
|
ループ・レコーディング/トラック・コンプ |
✓ |
✓ |
✓ |
✓ |
|
MIDIエディター |
✓ |
✓ |
✓ |
✓ |
|
Sibeliusスコア・エディター |
✓ |
✓ |
✓ |
✓ |
|
エラスティック・タイムおよびエラスティック・ピッチ |
✓ |
✓ |
✓ |
✓ |
|
自動遅延補正 |
16k |
16k |
4k |
n/a |
|
Best Detective |
マルチトラック |
マルチトラック |
シングルトラックのみ |
n/a |
|
QuickPunch |
✓ |
✓ |
✓ |
|
|
AAF/OMF/MXFファイル交換 |
✓ |
✓ |
|
|
|
DigiBase Pro |
✓ |
✓ |
|
|
|
タイムコード・ルーラー |
✓ |
✓ |
|
|
|
セッション・データのフル・インポート |
✓ |
✓ |
|
|
|
可変ステレオ・パン・デプス |
✓ |
✓ |
|
|
|
サラウンド・ミキシング |
✓ (最大7.1) |
* |
|
|
|
TrackPunch/DestructivePunch |
✓ |
|
|
|
|
入力モニター |
✓ |
|
|
|
|
VCAミキシング |
✓ |
* |
|
|
|
ソロ・バスAFL/PFL |
✓ |
|
|
|
|
高度なオーディオ編集(連続スクロール、スクラブ・トリム・ツール、クリップ置き換えコマンド、フィールド・レコーダー・ワークフローなど) |
✓ |
* |
|
|
|
高度なオートメーション(パンチ、キャプチャ、停止で書き出し、すべての有効オブジェクトに書き出し、オートマッチ、プレビューなど) |
✓ |
* |
|
|
|
高度なビデオ編集(複数のビデオ・トラック、複数のビデオ・プレイリスト、およびビデオ編集ツール) |
✓ |
* |
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ハードウェア・インターフェース対応 |
||||
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Pro Tools HDシリーズ・インターフェース •
HD I/O
•
HD
OMNI
•
HD
MADI
•
PRE
• シンクHD |
✓ |
|
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|
Mboxファミリー(第3世代) •
Mbox
• Mbox Pro |
✓ |
✓ |
|
|
|
✓ |
✓ |
|
|
|
|
すべてのインターフェース |
すべてのインターフェース |
バンドルになっているインターフェースのみ |
||
|
サードパーティ |
Core AudioまたはASIO互換インターフェース |
Core AudioまたはASIO互換インターフェース |
n/a |
n/a |
|
コンソールおよびコンソール・サーフェス・サポート |
||||
|
✓ |
✓ |
✓ |
|
|
|
EUCON有効化 •
MC Pro
•
System
5
|
✓ |
✓ |
|
|
|
ICON |
✓ |
* |
|
|
|
サードパーティ |
HUIプロトコルをサポートするアナログまたはデジタル・サーフェス |
HUIプロトコルをサポートするアナログまたはデジタル・サーフェス |
HUIプロトコルをサポートするアナログまたはデジタル・サーフェス |
n/a |
•
*Pro Tools 10ソフトウェアにComplete Production Toolkit 2
を追加すると、Pro Tools HDの機能の多くを使用することができます。
**Pro Tools|HDXシステム使用時
Pro Tools 10 価格及び発売時期(準備中)