Pro Tools Version 9 発表!
Avid TechnologyからPro Tools 9が発表されました!
早速その内容についてご紹介しましょう。



| なんと言ってもこれが今回のアップデートでは、センセーショナルなトピックです。 簡単に言うと、Pro Toolsはこのバージョンからスタンドアローンのソフトウェアとして動作すると言うことで、オーディオ・インターフェイスを自由にユーザーが選択することが出来るというものです! えっ!?と思う方・・・ようするにAvidのハードウェアでなくてもPro Toolsを使用することが出来るようになっちゃったのです! 実際、自分のMac Book Proで何もI/Oを接続せずにPro Tools 9を起動してみると、難なく動いて音はMac Book Proのスピーカーから出てきます。 これはかなり便利・・・感動もんです! このときのI/Oセッティングを見てみるとこのように出てきます。 |
![]() |


Pro Tools 9には、タイムコード、Digitranslator、MP3エンコーダ、サラウンドトラック・サポートなど従来のPro Tools|LEでは、Tool Kit Optionとして提供されていたものが全てインクルードされています!
実際に起動するときには、確かにComplete Tool kitなどのチェックは一切入らずに立ち上がります。
実は、ハードウェアの選択肢が自由であると言うことと、この全てのオプションが標準装備となったPro Tools 9には、Pro Tools|LE、Pro Tools|HD、Pro Tools|M-Poweredという切り分けが無くなり
全て統合されたPro Tools 9という一つのソフトウェアバージョン
となっています!
ただし、ライセンスはPro Tools 9とPro Tools|HD 9の2種類が存在し、Pro Tools|HDカードを用いるHDシステムではPro Tools|HD 9のライセンスを持ってDSPカードとTDMプラグインを使用することが出来ます。
Pro Tools HD9のライセンスで立ち上がた場合、オープニング画面がHD9で立ち上がります。
もちろんソフトは一本化されているので同じものをランチしており、この場合もI/Oが無くてもCore Audioで立ち上がります。
Pro Tools HDのハードウェアがない場合にHDとの完全互換をとるためのComplete Production Toolkit 2も合わせて発表になりました。
詳細は別途報告します。(英語のサイトはコチラ)

バスの数が128から256に増え、トラックとバスの使い方がフレキシブルになり非常に使いやすくなりました。
Pro Tools 9では、各トラックからの出力の選択肢として「アウトプット」と「バス」に加えて「トラック」への出力というものが追加されました。
この機能によって、今までトラックの出力をバスで送って別のトラックにまとめる場合など非常に簡単にわかりやすく接続することが出来ます。
また、送り先のトラックがまだ無いときには、「新規トラック」を用いれば、その場で送り先のトラックを作成し、トラックからの送りと受け側の入力の設定が自動的にされるようになっています。

EuphonixのArtistシリーズ及び、System5シリーズのコンソールとのコミュニケーションが正式にサポートされました。
EUCONのEthernetコントロールプロトコルがサポートされたため、EthernetコントローラのセットアップでEUCONを有効化して使用することが出来ます。

従来のPro Toolsでは、SDDSのフォーマットのみがサポートされていましたが、ようやく日本では待望のDTS-HDフォーマットの7.1CHがサポートされました。
上記のように、トラックタイプの選択リストに表示されている7.0、7.1がDTS-HDフォーマットになっています。
もちろんこのフォーマットで作成したトラックのパンナーは、このようになっています。
ただし、サードパーティーまで含めたプラグイン、特にサラウンドリバーブなどはまだ完全に対応するには時間を要すると思われます。

(新パッケージ)
ユニバーサル・ハードウェア・プラットフォーム対応
新たなPro Tools Audio Engine
新しいPro Toolsハードウェア設定
ミキシング及びレコーディング機能
インポート及びエクスポート機能
Pro Tools LE及びPro Tools M-Poweredユーザーにとっての新機能
プラグイン/ソフトウェア・オプション(別売)

| 機能/仕様 | Pro Tools LE 8 | Pro Tools 9 | Pro Tools 9 with Complete Production Toolkit 2 | Pro Tools HD 8 | Pro Tools HD 9 |
|---|---|---|---|---|---|
| 対応トラック表 | |||||
| ボイス数 (同時再生オーディオ・トラック数) | 48 (mono or stereo) | 96 (mono or stereo) | 192 | 192 | 192 |
| 同時録音オーディオ・トラック数 | 18 | 32 | 32 | Pro Tools|HD: 160 Pro Tools|HD Native: 64 |
Pro Tools|HD: 160 Pro Tools|HD Native: 64 |
| Instrument | 32 | 64 | 128 | 128 | 128 |
| MIDI | 256 | 512 | 512 | 256 | 512 |
| Auxトラック数 | 128 | 160 | 160 | 128 | 160 |
| バス数 | 32 | 256 | 256 | 128 | 256 |
| Video | 1 | 1 | 64 | 64 | 64 |
| オーディオ・プロダクション | |||||
| 拡張可能DSP プロセッシング | X | X | X | Pro Tools|HDのみ (Pro Tools|HD Native非対応) | Pro Tools|HD のみ (Pro Tools|HD Native非対応) |
| 自動遅延補正(ADC) | X | ○ | ○ | ○ | ○ |
| Beat Detective (マルチトラック) | シングルのみ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| AAF/OMF/MXFファイル交換 | 有償オプション | ○ | ○ | 有償オプション | ○ |
| Core Audio/ASIO 対応 (最高32チャンネル) | X | ○ | ○ | X | ○ |
| MP3 エクスポート | 有償オプション | ○ | ○ | 有償オプション | ○ |
| プラグイン対応 | RTAS /AudioSuite |
RTAS/ AudioSuite |
RTAS /AudioSuite |
Pro Tools|HD: TDM/RTAS Pro Tools|HD Native: RTAS |
Pro Tools|HD: TDM/RTAS Pro Tools|HD Native: RTAS |
| VCAミキシング | X | X | ○ | ○ | ○ |
| インプット・モニタリング | X | X | X | ○ | ○ |
| ディストラクティブ・レコーディング | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| QuickPunch | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| TrackPunch / DestructivePunch | X | X | X | ○ | ○ |
| Solo bus AFL/PFL | X | X | X | ○ | ○ |
| 先進的な編集機能 | X | X | ○ | ○ | ○ |
| 先進的なオートメーション機能 ( Punch, Capture, Write on stop, Write to all enable, Back and play, Glide automation, Copy to send, Auto join, Auto match, Preview等) |
X | X | ○ | ○ | ○ |
| オーディオ・ポスト | |||||
| タイムコード・ルーラー | 有償オプション | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 可変ステレオ・パン・デプス | X | ○ | ○ | X | ○ |
| サラウンドミキシング | 有償オプション | ステレオのみ | 最高7.1 | 最高7.1 | 最高7.1 |
| スタンダードHD7.1 サラウンド・パンナー | X | X | ○ | X | ○ |
| 先進的なビデオ編集機能 | X | X | ○ | ○ | ○ |
| SYNC HD対応 | X | X | X | ○ | ○ |
| 9-pin machine control | X | X | X | 有償オプション | 有償オプション |
| ハードウェア・インターフェイス対応 | |||||
|
X | X | X | ○ (Pro Tools|HD 及びPro Tools|HD Native) |
○ (Pro Tools|HD及び Pro Tools|HD Native) |
レガシーPro Tools|HD インターフェイス
|
X | X | X | ○ (Pro Tools|HD及びPro Tools|HD Native) |
○ (Pro Tools|HD及びPro Tools|HD Native) |
|
○ | ○ | ○ | X | ○ |
003 / Digi 002
|
○ | ○ | ○ | X | ○ |
| Eleven Rack | ○ | ○ | ○ | X | ○ |
| サード・パーティー | X | Core Audio- またはASIO対応インターフェイス | Core Audio- またはASIO対応インターフェイス | X | Core Audio- またはASIO対応インターフェイス |
| コンソール及びコントロール・サーフェイス対応 | |||||
| C|24 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| Command|8 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
EUCONベース
|
X | ○ | ○ | X | ○ |
|
X | X | ○ | ○ | ○ |
| サード・パーティー | HUI プロトコル対応コントローラー | HUI プロトコル対応コントローラー | HUI プロトコル対応コントローラー | HUI プロトコル対応コントローラー | HUI プロトコル対応コントローラー |
Pro Tools 9価格及び発売時期(予定)
Pro Tools 9スタンドアローン/アップグレード・パッケージ版の国内出荷開始は、2010年11月下旬を予定しています。
| 製品名 | 製品価格(税込) |
|---|---|
| Pro Tools 9 | |
| ※2011年5月より価格変更 | |
以下の期間中にお求めいただいたPro Tools HDユーザーの方々は、無償アップグレードが可能です。
Pro Tools LEまたはM-Powered(MP)の有償クロスグレード価格、並びに、2010年10月3日以前にPro Tools HDをお求めの方への有償アップグレード価格は下記となります。
| 製品名 | 製品価格(税込) |
|---|---|
| LE to Pro Tools 9 クロスグレード | |
| MP to Pro Tools 9 クロスグレード | |
| Pro Tools HD 9 アップグレード | |
| ※2011年5月より価格変更 | |
ご注意:
Pro Tools 9の動作にはiLokが必要です。
LE to Pro Tools 9クロスグレードには、iLokは付属しておりませんので、Pro Tools LEユーザー様で、まだiLokをお持ちでない場合は、クロスグレードとともにお求めください。
また、各種Tool Kitは、必要に応じてComplete Production Toolkit 2へとアップグレード可能です。
| 製品名 | 製品価格(税込) |
|---|---|
| DVTK to CPTK2 アップグレード | ¥31,500※ |
| MPTK to CPTK2 アップグレード | ¥168,000※ |
| ※各種Tool Kitは、AVID社オンラインストアのみの取扱です。 | |
パンのミックスレベルの変更が可能
VENUEサポート

![]() |
第19回TAC セミナー「 Pro Tools 9 オープン&パワー・セミナー for ポストプロ 」
お見積やご相談はコチラ。お電話でのお問い合わせは(03-3442-1525)担当 益子、吉田、菊池、七五三木、山崎まで
弊社デモルームにて、随時、お客様のニーズに合わせたセミナーを行います。
セミナー予約受付はコチラ。
お電話でのお問い合わせは(03-3442-1525)担当 益子、山崎まで