Stutter Edit
Effect&instrument
Stutter Editは、Stutterテクニックの先駆者で知られるBTことBrianTranseau(ブライアン・トランソー)とのコラボレーションで生まれた、多くのDJプレイヤーの待ち望んでいたStutter Editソフトウェアです。
従来、非常に手間のかかるスタッター効果の編集を直感的に、しかもリアルタイムにプレイができるように考えられた画期的なソフトウェアです。
JAN:4560263764478(旧パッケージ:4560263760340)
TAC On-lineStore:で発売中!
StutterEdit 専用機能拡張PACK1、2(Expansion Pack) 無料配布中!!
新規Stutter Editご購入ユーザ様は勿論、既にStutter Editご購入済みのユーザ様も無料でダウンロード可能です。
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英語が苦手な方はコチラ TAC (国内)
Here It To Believe It
Stutter Editはエフェクトであり、同時に楽器でもあります。スタジオとステージ両方で使えるこの革新的なソフトウェアは、BTがデザインし、iZotopeが開発しました。
トラックをリアルタイムで分解して作られるエキサイティングなフィル、複雑なエフェクト、艶やかなスイープ、そしてスタッターサウンドで、観客を魅了できます。
このような、編集に何時間も費やしたようなサウンドが、キーボードの一押しで実行できるのです。
Stutter Editは、その強烈なサウンドで、あなたのパフェーマンスとプロダクションを新しい領域へ押し上げます。
Brian Transeau プロデューサー/コンポーザー 高度なプログラミング技術と独特のスタッター技術で知られている、 エレクトロニカのプロデューサー。 多作な作曲家とテクノロジストであり、第53回グラミー賞にノミネートされ、 近年は、映画音楽も手がけている。 |
◎エフェクトを楽器のように演奏
◎ライブやスタジオで、リアルタイムに曲をリミックス
◎最新の技術でオーディオをスライス、マニピュレート
◎直感的で洗練されたMIDIコントロール
Ear Candy For All
ノートPCパフォーマー
どこでも、ステージ/スタジオになります。即興でスタジオ・クオリティーのフィルを作れる直感的なツールで、パフォーマンスをパワーアップ。今までは何時間もの複雑な編集が必要だったエフェクトが、思い通りに操れるため、楽しくパフォーマンスに集中できます。
Stutter EditをAbleton Liveなどと組み合わせることで、リミックス、マッシュアップ、編曲などの可能性が大きく広がります。エレクトロニカ、ヒップホップ、ポップなど、どのジャンルでも、またどんなに単純なトラックやループでも、Stutter Editを使えばドラマティックで躍動感溢れるアレンジに仕上げられます。
マウスがなくても、MIDIコントローラーでリズミックなスタッター、グリッチ、ゲート、展開、スイープ、フィルなどをトリガーできます。
いつでも正確なタイミング。完璧なテンポシンクとタイミンググリッドで、正確なタイミングでビートを開始できます。
世界を驚かすサウンド。驚くべきスタッターテクニックで、リズムをピッチへ、またピッチをリズムへ変えられます。
プロデューサー
ありふれたフックに飽きたなら、Stutter Editの機能を駆使して次のトレンドを始めてみませんか?
自分の曲でも他人のための曲でも、Stutter Editはエレクトロニカ、ヒップホップ、ポップやロックの常識を破る革新的な製品です。
この柔軟性の高いツールは、ユーザーの直感に答えます。もう意味の無い試行錯誤を繰り返すことはありません。MIDIコントローラーと使い慣れたホストアプリさえあれば音楽的に有意義な効果を色々試せるので、創造性が掻き立てられます。
スタッターはほんの序曲にすぎません。自分だけのリズミック・ゲート、パン、デジタルディストーション、ディレイ、そしてフィルターエフェクトを開発できます。
編集は不要です。細かいカットやスライスなどの編集作業から解放されます。
素晴らしいエフェクトができたら、カスタム・ジェスチャーやプリセットとして保存し、他のプロジェクトの出発点として活用できます。
サウンドデザイナー
未だかつてなかったサウンドを作ってみませんか?
Stutter Editは音素材を簡単に、耳に残るサウンドに加工できます。近代的なマニピュレーションでサウンドを処理すれば、クライアントが驚くような結果が得られるでしょう。
使い慣れたホストアプリケーションで、MIDIコントローラーを使ったリアルタイムでのマニピュレーションを、サウンドデザインの工程に組み込めます。Stutter Editにはスタッター、ゲート、パン、デジタルディストーション、ディレイ、そしてフィルターなど数多くのエフェクトが搭載されています。さらにキーやパッドを押すだけで、エフェクトの効果を自在に変化できます。エフェクトは個別に使用できる他、複数を組み合わせることで面白いスイープ、フィルやサウンドエフェクトが得られます。
ゲーム:読み込み画面から戦闘シーンまで、様々な状況に最適なゲームサウンドとエフェクトが得られます。
ラジオ:ラジオ用のサウンドバイト、ロゴや他の効果音を最新スタイルにアップデートできます。
フォーリー:空間や時間軸のユニークなマニピュレーションで、サウンドトラックや効果音の新たな可能性が開きます。
ミュージシャン
作曲、録音、もしくはジャミングしている時でも、Stutter Editのオーディオ効果は新たなインスピレーションになります。そして素早く簡単にトラックのサウンドを改新し、新たな方向性を試すことができます。
さらに、これらのエフェクトを「演奏」することができたらどうでしょう?
エフェクト自体があたかも楽器であるように、すべてのパラメーターを自在にコントロールできたらどうでしょう?
Stutter Editの操作性は、単純なエフェクト・オートメーションをはるかに超えています。例えばキーの一押しでボーカルフレーズをシンコペートされたリズムで連打させたり、ドラムヒットを音程スケールに従ってアルペジエートしたりできます。またステージでもスタジオでも、これらの効果の度合いを微細からド派手まで、Stutter Editの「奏者」として完全にコントロールできます。
リズム系のモチーフ、展開、アレンジなどの作成に最適な作曲ツールです。
アイデアから完成形へ。Stutter Editの絶対確実なデザインで、曲のアイデアを真に「使える」素材に変身させていきます。
ノートPCにも最適。バンドの次のギグを、Stutter Editのリアルタイムでのオーディオ・マニピュレーションでスパイスアップしてみませんか?
動作の原理
Stutter Editの機能は、継続的にオーディオをサンプリングしてバッファに溜め、それに様々な方法でのマニピュレーションを施す、革新的な処理エンジンによって実現しています。
Stutter Editの機能をフル活用するには、”Gestures”(ジェスチャー)を使用します。ジェスチャーとはひとつのMIDIノートにアサインされた、エフェクト群とそれらのタイムラインです。ジェスチャーの効果はシンプルなものから複雑なものまで、様々です。例えば、短いオーディオの欠片を8分音符間隔でリピートするだけのものから、ビットリダクションされたグリッチの連打を次第にフィルターされたエコーにモーフィングするものまで、多岐にわたります。
このようなエキサイティングな効果を1本のキーに集約できるという点、そしてタイミングをインテリジェントに合わせられるという点が、Stutter Editの演奏性の高さに結びついています。Stutter Editは音楽性を第一に考えられてあるため、どんなにワイルドな効果でもトラックに馴染むのです。スタジオの外では、Ableton Liveのようなホストを使用することで、違う次元でのアドリブ・パフォーマンスを実現できます。
■Stutter Gestures(スタッター・ジェスチャー)
スタッター・ジェスチャーとはリアルタイムでのサンプリングとオーディオの分割を、多種のエフェクトと組み合わせたものです。他の「ビートリピート」エフェクトでは、決して同じような効果は得られません。Stutter Editは今まで聞いたことのないようなサウンドを生成します。スタッター・ジェスチャーは次から次へトリガーできるため、無数のリズムバリエーションとオーディオの切り刻みが実現できます。
Stutter(スタッター)
オーディオを指定の音符間隔で繰り返し再生します。ひとつのリズム値から他の値に移り変わるインパクトの強いスイープサウンドなどを生成できます。
Stutter Matrix(スタッター・マトリクス)
スタッターモジュールがスイープ/ステップするノート値を1/4ー1/1024音符から選択します。それでも足りないのなら、リピート自体が音程として聞こえるほど高い周期でリピートできます。
Quantize(クオンタイズ)
クオンタイズがオフの場合、Stutter Editは継続的にノート値をスイープします。オンの場合、オーディオ素材を誰も聞いたことのないような複雑なロール、トリル、さらにアルペジオにも変形できます。
Buffer Position(バッファ・ポジション)
このレーダー画面で、Stutter Editがバッファのどの位置からオーディオを取り出すか選べます。ドラムループを切り刻んだり、ボーカルフレーズのノート間を飛び移ったりできる他、再生順をランダムにすることで想定不能な結果が得られます。
Delay(ディレイ)
このデュアルチャンネルのディレイは、1/8ー1/16音符のディレイ値をスライドできます。例えばコーラスから輪ゴムの伸縮のようなサウンドへ、効果を変化できます。専用のレゾナント・バンドパスフィルターで思うがままにサウンドを加工できます。
Bit Reduction(ビット・リダクション)
デジタルディストーションを足したり、周期的に歪ませたりできます。他のStutter Editモジュールと同様、テンポに同期できます。
Gate(ゲート)
Stutterモジュールによって生成された各イベントをトラックのテンポに合わせてゲートすることで、激しく切り刻んだサウンドが得られます。
Pan(パン)
スタッターパターンを高速で左右に飛ばしたり、左右に緩やかに揺れるダブリング効果で音場を広げたりできます。
Filters(フィルター)
キーにアサインしたジェスチャーのサウンドを個別に加工できます。ベースを切ったり、攻撃的なレゾナント・スイープや、ジェスチャーのタイムラインに同期したLFO系のモジュレーションなどが得られます。
Lo-Fi(ローファイ)
古くも新しいサウンドが得られます。ローファイ設定は「ビンテージ・デジタル」サウンドからファズの嵐まで可能です。
■Generator Gestures(ジェネレーター・ジェスチャー)
スタッター・ジェスチャーはオーディオを処理しますが、ジェネレーター・ジェスチャーはトラックにノイズやヒット音を加えます。ジェネレーターはトラックに躍動感を与えるノイズスイープ、ドラマチックな展開、そしてヒットなどを加えるための最適なツールです。パフォーマンスにおいては、ジェネレーター・ジェスチャーを終わらせたい位置を指定しておけば、トリガーしたタイミングに関係なく必ずビートに合わせて止まります。ジェネレーター・ジェスチャーを続行しながら、スタッター・ジェスチャーを変えていくこともできます。これらの機能により、まるで何時間もスタジオで仕込んだようなサウンドを、即興で「演奏」できます。
Pitch(ピッチ)
ジェネレーターのノイズテーブルの音程を12オクターブ範囲の中で自動的に変調できます。テンションを上げたり、ノイズを下降させてブレイクに持ち込んだり、様々な効果が得られます。
Lo-Fi(ローファイ)
ジェネレーター・ジェスチャーにLo-Fiを加えることで、粗くエッジの効いたノイズスイープやヒットが得られます。
Band-Pass(バンドパス)
このオートメート可能なレゾナント・バンドパスフィルターでノイズを自在に加工できます。
Delay(ディレイ)
ジェネレーターには専用のディレイが備わっています。例えばドラマティックな展開の終わりにエコーを連発させれば、スムーズに次のセクションにつなげられます。
Stutter Editの誕生
スタッター・エディットは当初、何時間もの細かい作業を必要としました。オーディオを非常に短い尺に切り刻み、これらを組み合わせ直すことでモダンなオーディオ効果が得られました。しかしより良いワークフローを望んだBTは、彼の創造性に答えられるツールを探しました。適したツールが見つからなかったとき、彼は自らそのツールを開発することにしたのです。その結果がStutter Edit®なのです。
この10年間、BTはStutter Editの初期バージョンをパフォーマンスとスタジオワークで使用してきました。現場での実使用から得た経験を基に、新しい機能が追加され、使用性の向上が計られました。
2010年にBTはiZotopeとパートナーシップを結び、多くの音楽制作とパフォーマンス用のホストアプリケーション(PCとMac OS X)に対応した製品が完成したのです。
*注意
Stutter Editは他のオーディオエフェクト・プラグインとは異なり、エフェクトをトリガーするためにホストからのMIDI入力が必要です。すべてのホストがMIDIをオーディオエフェクトに送れるとは限りません。
[システム仕様条件]
オペレーションシステム:
Windows XP,(32bit,ServicePack3) Vista(64-bit),7,8
Mac OS X 10.6.8以上(Intelのみ)
プラグイン・フォーマット:Pro Tools 7.4-11(RTAS,AudioSuite,64bit AAX),VST,VST3,Audio Unit,DirectX
対応アプリケーション:Apple Logic, Abelton Live, Pro Tools(7.4-11), CakeWalk SONAR, Steinberg Cubase4+/Nuendo4+, image Line FL Studio, Cockos REAPER, MOTU Digital Performer